2022.09.21
今日は1年生の機器分析化学実験の様子をお伝えします。
この実験では、8種類の分析機器を実際に扱って実験を行います。
まずは、それぞれの実験で何をするのかを学ぶためのガイダンスを行いました。その様子はコチラからどうぞ。
そして、先週から分析機器を使った実験がスタートし、いよいよ今日は化学物質を使って、含まれる量を分析しました。
実験は、扱う分析機器ごとに班に分かれて行います。今日のブログでは、ガスクロマトグラフという分析機器の実験を行う班の様子を紹介します。
ガスクロマトグラフとは化粧品、医薬品、環境分野など様々な業界で利用されている分析機器です。
測定したいものは液体でも気体でも測定可能です。
サンプルの中に、どのような成分の物質が、どれくらい含まれているのかを正確に分析することができます。
ガスクロマトグラフを使った実験は、合計2回行います。
今日は第2回目で、実際に化学物質の分析を行いました。
こちらの写真は、先週の1回目の様子です。装置の動かし方を実際に触りながら確認しました。
調べてきたこと、疑問もしっかり確認し、できるようになるまでやってみます。
最初は、おどおど・ドキドキ。調べてきたノートをしっかり確認しながら進めていました。
入力をしっかり確認していますね!
自分の順番を待ってる間には、注入練習を行っています!
2回目の今日は、1回目の学んだ事を活かして、実際に含まれる量を分析する定量分析です。
定量となると、サンプルを調製するピペットで正確にはかり取る操作も重要になります。
前期の実験で学んだ技術が活きてきます。
ピペット操作の様子はこちらの動画をご覧ください。
写真は、試料調製の様子です。
機器の操作は2週連続の操作なので、ちょっぴり慣れました!
写真はマイクロシリンジの準備中です。
注入動作は、動画でどうぞ!
パソコンの操作もしっかり慣れました。
文字の大きさなどカスタマイズ中↓
結果はとてもいい感じです!グラフ(クロマトグラム)もきっちりと得ることができました。
この調子でほかの機器も修得し、分析技術者とし成長してください。
楽しみにしています。
byシュリンプ