2022.10.29
秋晴れが澄み渡る京都。本日は京都橘高等学校に行ってきました!
4月から始まった京都橘高校での化学実験講座(全18回)も本日で第14回目を迎えました。
過去の講座の模様はコチラ↓↓↓からご覧ください!
▼京都橘高等学校~化学実験講座第1回目~
▼京都橘高等学校~化学実験講座第2回目~
▼京都橘高等学校~化学実験講座第8回目~
▼京都橘高等学校~化学実験講座第9回目~
▼京都橘高等学校~化学実験講座第10回目~
▼京都橘高等学校~化学実験講座第11回目~
▼京都橘高等学校~化学実験講座第12回目~
髪の毛や筋肉など私たちの体はアミノ酸からタンパク質ができています。
まずはタンパク質とは何かにつて、ぽてと先生が説明をしました。
食品中のタンパク質には肉や魚、牛乳、大豆などがあります。例えば、生卵を加熱するとゆで卵や目玉焼きになりますね。これはタンパク質の立体構造が壊れたことを表しています。
そして、ゆで卵や目玉焼きを冷やしたり、再び加熱してももとの生卵には戻りません。一度壊れたタンパク質の立体構造は元には戻らないということです。これを「タンパク質の変性(へんせい)」と言います。
今日は牛乳を使ったタンパク質の変性を確かめる実験をしました。
牛乳は約80%がタンパク質、約20%が水分からできています。
牛乳を加熱し、レモン果汁などの酸っぱい成分(酸)を加えると、牛乳中のタンパク質は水に溶けにくくなり、カッテージチーズができます。これがタンパク質の変性です。
牛乳を温めています。
次に酸っぱい成分(酸)であるレモン果汁を牛乳に加えてかき混ぜると、みるみるうちに牛乳に変化が起きて水分と固形分ができました。
固形分はカッテージチーズです。このように実験によってタンパク質の変性が確かめることができました。
私たちの体もタンパク質からできています。体の中のタンパク質に変性が起こると病気になります。変性が起こる原因はストレスや生活習慣が原因と言われていますので、病気にならない、つまりタンパク質の変性が起こらないようにするためには、明るく楽しく生活を送ることですね。
このように今日も身近なものから実験を通して確認することができました。
次回はどんな実験かな?京都橘高等学校のみなさん、次回の実験も楽しみにしてくださいね!
byあららん