2022.10.07
今日は2年生の卒業研究を紹介します!
9月から後期の授業と実験がスタートしていますが、卒業研究の実験も徐々に軌道に乗ってきました!
本校の卒業研究は、複数人でグループとなり、1つのテーマに取り組みます。
テーマは、普段から疑問に思っていることで、専門学校生だからこそ取り組める身近な生活にも関わるようなテーマを掲げ、新たな発見を求めて取り組んでいます。
今日は、生命バイオ分析学科(今年度から学科名を変更したため、1年生は生命化学分析学科となっています)の微生物に関する研究を行ってる班の様子を紹介します。
こちらのグループでは、微生物の中でも乳酸菌に関する研究を行っています。
実験の内容はまだ秘密とのことで撮影NGでしたが、ある食材に含まれる乳酸菌の特性を調べようとしています。
実際に普段から食べている食材を実験材料とするため、自宅から持ってきた食材も試料をして使っていました。
班員が各々自分の作業をテキパキこなしている様子の写真です。
実験を進めるためのディスカッションも、先生に教わるのではなく自分のノートを確認ししっかり意見を言います。
ディスカッションの様子は動画でどうぞ!
下の写真は、卒業論文をどのようにまとめ、発表ではどのような流れで説明をするかを今の段階から考えています。
最終的に提示する形を想定することは、実験データを出す上でも大事なことです。
本校に入学するまで、化学実験なんてしたことの無かった学生がほとんどであり、論文を書く経験もゼロという学生たちですが、1年生の頃からいろいろな実験を行い、その結果を見て考察し、それをレポートにまとめるということをしながら、知らず知らずのうちに鍛えられているのも事実です。
その経験を活かして、卒業研究ではしっかりディスカッションし、自分の意見を言う姿を見て、成長を感じました。
次回お邪魔した時には、実験の成果も撮影させてくれるとのことです。
成果も結果も楽しみですが、頼もしい学生の姿が本当に眩しいです!
卒業研究を進めるうちに意見がぶつかったりすることもあると思いますが、協力し納得し研究とともに成長していくと思います。
これからどのような発見が待っているのか、学生たちも楽しみながら実験を進めています。
学生は、これまで学んできた分析や化学の知識と技術を応用し、互いに協力しながら進めていくことになります。
来年の2月の卒業研究発表会で自信をもって研究成果を発表する姿がとても待ち遠しいです。
By シュリンプ