2022.11.18
本日、73回目の「道頓堀川水質調査」がスタートしましたので、その様子をお伝えします。
「道頓堀川水質調査」は、本校の課外活動の1つである「環境委員会」が中心となって、年4回の水質調査を継続して行っているもので、19年目になります。
この水質調査では日本工業規格(JIS)の規定に基づき、数項目の化学分析や細菌学的検査を行い、その結果を本校HPで公開しています。
(これまでの水質調査の結果はこちらをご覧ください!)
前回72回の道頓堀川水質調査の様子はコチラから!
・72回目の道頓堀川水質調査がスタート!
・第72回道頓堀川水質調査~調査二日目~
・第72回道頓堀川水質調査~調査三日目~
今回からは次年度への引継ぎも考え、1年生が作業の中心となるように進めていくこととしていました。
そのため、2年生が取り組む内容についてしっかりガイダンスを行いました。
全員でガイダンスを聞いた後は、興味のある作業ごとに分かれて、19日に採水し測定するための準備を行いました。
写真は、ガイダンスで使う資料を受け取りに行っているところです。
(カメラを向けると嬉しそうにしてくれました!)
2年生のガイダンスを真剣に聞く1年生
実験全体の目的を説明し、水質調査の魅力を語る2年生、委員長のHさんです。
分析項目に応じて、2年生が交代しながら説明しました。
サンプルが届いた時のシミュレーションとして、水の濁り具合(濁度)を測定する装置の使い方を2年生から1年生に伝えています。
1年生は、普段の実験でも使い始めているところで、復習にもなったようです。
コチラは試薬の準備です!
サンプリングの準備はコチラ!忘れ物がないかをチェック!
微生物を培養するための培地は200本準備するとのことで、協力し手際よく行っていました。
2年生が1年生に伝えている様子は動画でどうぞ!
このように、道頓堀川水質調査は水質調査の分析技術や知識を楽しく学び、「単に調査する」ではなく、1年生は2年生から学び、また自分たちが2年生になった時には、「分かりやすく・優しく・楽しく」伝えることで、伝統を守り自身のスキルアップにもつながる、貴重な課外活動の機会となっています。
学生の成長と調査結果が楽しみです。
By シュリンプ