2022.11.03
本校では資格取得をサポートするための「資格取得対策講座」を通常の授業とは別に開講しています。
国家資格の危険物取扱者や臭気判定士などを対象とした講座で、希望する学生は、学年や学科に関係することなく自分の取得を目指したい資格の講座を受講しています。
今日は、国家資格の臭気判定士の対策講座にお邪魔しましたので、ご紹介します。
対策問題も配られ、解答をしながら知識を深めていきます。みんな熱心に受講していますね!
「臭気判定士」という資格はどのようなものかというと、人の嗅覚を使って様々なにおいや香りの測定を行うことで、においの濃さを正しく評価することができます。
例えば、環境中のにおいを測定することで、環境保全にも役立てられる資格です。
このような環境分析関係で使えるだけでなく、医薬品、化粧品、食品など様々な分野の工場などで発生するにおいも評価できるため、活躍できる場所は多くあります。
そもそもにおいに関する国家資格は、この「臭気判定士」だけです。
臭気判定士は、知識だけが問われるのではなく、嗅覚の試験も実施されます。
そのため、この講座の中では実際に短冊のような紙に香りのする液体を染みこませ、その香りを臭い、判定します。これを「嗅覚検査」と呼びます。
学生も実際に嗅覚検査に挑戦しました。
写真でみると難しそうですが、行っているのは短冊にいくつかの香りを付け、その中で異なる香り付いた短冊がどれかを当てるゲームのようなものです。
学生も楽しみながら取り組んでいました。
この資格の試験は、来週に実施されます。
本講座で得た知識を活かして臭気判定士に合格してください!
By シュリンプ