2023.02.04
本日は、第40回の卒業研究発表会を実施しました!
今年度は3年ぶりに、人数制限なく実施することができました。
もちろん感染対策は講じたうえで、500人入れる大阪府のドーンセンター7階大ホールにて大きなスクリーンの前で、13つの班が順に発表を行いました。
発表後の学生たちの写真です。いい笑顔です。
保護者、就職先企業、共同研究の企業や団体、高校の先生などの方々にも来場いただきましたが、昨年度に引き続き、オンライン配信も同時に行いました。
その結果、200名近い方に学生の発表する姿をご覧いただくことができました。
本校の卒業研究は後期から実験を開始しますが、5月にテーマが決まりグループで取り組んでいきます。
実験内容の検討や必要な試薬の調査など夏前から準備を進めていました。
実際に実験が始まると、実験方法やそのまとめ方、結果を考察し、資料作りの過程ではグループ内で意見の対立があったり、普段とは違うクラスメイトの意外な一面を見たりして、単なる授業の1つの実験ではなく、卒業研究はコミュニケーション能力や主体性、積極性、協調性など、社会に出て行くために必要な力「実務実践力」を養う場となっていきました。
自分一人では決して出来ない、みんなと力を合わせたからこそ達成することができた。そんな熱い想いがいっぱい詰まった発表会となりました。
発表会の最初には、校長からのあいさつがありました。
本校における卒業研究の教育の位置づけや、コロナ禍の中で取り組んできた学生の頑張りなどを紹介されました。
そして最後には、「発表を終えた学生たちには、おしみない賛辞をいただきたい」というお話がありました。
本ブログで何度も紹介してきたように、それぞれの班で、発表用スライドを何度も見直し、自分たちの研究結果を分かりやすく伝えたいと何度も練習を重ねてきました。
卒業研究テーマは、水質、環境改善、植物や微生物、医薬品などに関連するものなど本校ならでは幅広い分野にわたりました。
発表前は、緊張している班もあれば、リラックスしている班もありました。
円陣を組んでいる班です!
そして冒頭の写真のように、発表終了直後の学生たちの表情です。
発表後の先生からのねぎらいです。
「化学が好き」、「実験がしたい」、「色々な資格が取りたい」、「学び直したい」と、多くの思いを持って本校に入学し、実験経験も少ない中で、2年間化学の知識と分析技術を学んできました。
そして、最後は自分たちで実験し考察して、人前で発表できるようになりました。
その技術を持って社会で働くことになります。
「思い」が現実になりました。
最後は学科ごとに集合写真です。皆すがすがしい笑顔ですね。
(撮影時のみマスクを外しています。)
本校で学んだこと、卒業研究で得た経験は、これからもきっと必要なことばかりです。
この経験を活かして新しいステージで活躍することを期待しています!
by ましおか