2023.02.08
実験室では、一昨日と昨日に続き、今日も学生たちが実験室に集まって道頓堀川から採った水を分析しています。
< 1日目/第74回道頓堀川水質調査 ~2年生からの継承~ >
< 2日目/第74回道頓堀川水質調査 ~いざ道頓堀川へ~ >
今日行う調査項目では、採った川の水に生きた菌がどれくらいいるのかを調べます。
川の水を何倍かに希釈し、培地に少し加えて培養し、培地の色が変われば陽性反応=菌がいる(+)、変わらなければ陰性=菌はいない(-)と、判断します。
まずは2年生から初めて参加する1年生のためにも観察する基準について説明を行います。
しっかりと自分の言葉で説明できていますね(^^)
これまできちんと先輩から技術が引き継がれてきた証拠です。
こうして2年の先輩からの説明は1年生にちゃんと届いたようです。
友だち同士、同じクラスの学生同士で大腸菌の有無を確認していました。
(確認後は、2年生にチェックしてもらいます)
この時の様子をご覧ください!↓↓↓
違う学科の学生といつの間にか仲良くなっていました(^^)
こうして全ての試験管を目視でチェックした後は、1年生が先輩の指導のもと、自分たちが調べた結果をもとに紙にデータを取りまとめていきました。
採水から始まった水質調査も、いよいよ紙面に立派なデータとして反映されていきます。
この道頓堀川水質調査という課外活動を通して、学生たちは班の中で役割分担をして実験をすすめることや、自分たちが学んだことが実際に調査などで必要となる分析技術であること、そして、分析技術を教わり、教えることを経験し、実務実践力を身につけていきます。
2年生にとっては、あと一日を残して最後の調査となります。
彼・彼女たちが卒業していくのはさみしい気持ちもありますが、本校の伝統はしっかりと次の世代に受け継がれています。
残り一日も頑張りましょうね(^^)
Byきゃっさば