2023.02.24
春期休暇も真っ最中の今日、国家資格「危険物取扱者」の試験を校内で実施しました!
「危険物取扱者」は、消防法で定められている燃焼性の高い化学薬品を取り扱うために必要な資格です。
試験は基礎的な化学知識や化学薬品の性質、消火方法、取り扱う際の法令知識が問われます。
これらは、化学やバイオ分野で様々な試薬を使って行う分析を安全に進めるために必要な知識で、技術者として働く上では取っておきたい資格です。
本校ではその重要性から、学生が取得すべき資格として推奨し、ガソリン、灯油などを扱う乙種第4類と、すべての危険を扱え難易度の高い「甲種」の取得率を目標80%として設定し、1年時にある科目では主に乙種第4類の範囲を学生たちに指導しています。
一般に、危険物取扱者の試験は、都道府県毎に実施され、大阪では年5回の機会があります。
一般試験とは別に、本校の学生のみを対象とした乙種第4類特定試験を実施いただいています。
そのため、主催は一般財団法人消防試験研究センターですが、会場は本校です。
さらに今回は、乙種第4類に加え甲種の特定試験も実施させていただきました!
受験人数は甲種が13名、乙種第4類は47名と、たくさんの学生が受験しました!
試験の始まる数時間前、ピリピリとした緊張感があるのかと思いきや...
友達と一緒に参考書を開いて覚え方について語り合っている学生たちや、
どこの範囲が重要か教えあっている学生たち、
はたまた一人で黙々と問題集を時間ギリギリまで解き続けたりと過ごし方は様々でした。
いざ試験が終わり、皆さんほっと一安心した様子(^^)
クラスの友達同士で試験の内容を話して答え合わせも行っていました。
実際どうだったのか? こちらも併せてごらんください↓↓
感想を言ってくれた学生以外には、
「終わった瞬間に間違ったところが見つかった...!」と嘆いている学生もいました。
自分が間違っているところに共通点を見つけたり、どこが苦手なのかを再考したり、あとで不安に思った問題を見返すことこそが真の理解につながります。
今回うまくいかなかったことがあっても、それも一つ成長だと思っていますので、気を落とさず自分と向き合ってみてくださいね。
受験した皆さん、お疲れさまでした。
今後もたくさんの資格を取得できるよう、頑張っていきましょう!
By きゃっさば