日本分析化学専門学校

本日、今年度の新入生が初めて本校に登校する「新入生点呼」が行われました。

新入生にとって、本校の学生として学生生活をスタートする大切な日ですから、迎え入れる私たち教職員も、新たな出会いを楽しみに思う気持ちとともに、就職や大学編入学といった人生を決める大切な２年間をお預かりするという責任感を新たにする日でもあります。

このように私たち教職員も緊張感を持って迎えるのですが、もちろん、最も緊張しているのは新入生の皆さんです。
本日から始まる学生生活を楽しみに、それぞれが抱く夢や希望、目標を叶えたいとの期待を持ちながらも、友達はできるだろうか、授業や実験についていけるだろうかなど、少なからず不安も抱いているはずです。

そのように緊張して登校する新入生を温かく迎えるために、新２年生が協力してくれました。
２年生は現在、就職活動が本格的に始まり、応募書類や採用試験の準備に忙しい時期ではありますが、１年前に自分たちも当時の２年生に温かく迎え入れてもらった喜びと感謝を思い出し、多くの学生が協力してくれました。
このようにして、心のバトンがつながれていくところも、本校の素敵な伝統です。


玄関で「こんにちは！」と元気のよい挨拶で、新入生を明るく迎えてくれた２年生です。

集合時間の13時になると、まずは担任がひとり一人名前を読み上げ、出欠を取りました。
そして、担任が自己紹介した後、新入生のために集まってくれた２年生の紹介もありました。


その後、入学式や健康診断といった今週行われる行事や、時間割や明日購入する教科書のことなど来週から始まる授業や実験に関する説明を行いました。


また、その合間には実験で使う白衣や保護メガネのサイズ合わせも行いました。ここでも２年生が、白衣の試着のお手伝いなどを担当してくれました。
２年生の丁寧で優しい声掛けに、緊張していた新入生の表情も和らぎ、２年生と談笑する姿もありました。


その他にも、担任以外の教員の自己紹介も行いました。

こちらは本校の卒業生でもある、あららん先生が自己紹介している様子です。
それぞれの個性あふれる自己紹介に新入生から笑い声が聞こえてきました。

本校には、本校卒業後に分析の現場で実務経験を積んで教員として戻ってきてくれた、または本校卒業と同時に実験の面倒を見てくれる実験講師として着任してくれた、卒業生の教員が複数名います。
このような本校で学生生活を送った経験のある教員がいることが分かって、安心した学生もいたのではないかと思います。

新入生の皆さん、本日から始まった本校での２年間の学生生活。授業や実験、学校行事など様々な経験の中で、多くのハードルを越えていくことになると思います。時には越えられるかと不安に思うこともあるかもしれませんが、私たち教員がいつも寄り添い、全力でサポートしていきますので、安心してくださいね。

それでは、これから２年間、よろしくお願いします！

by みなと