2023.06.04
皆さん初めまして!
本日のせんせのブログを担当するのは、本年度より本校の講師で、
自身も土日開講の化学分析学科を卒業したOBの一人であるミニーです。
どうぞよろしくお願いします。
本日は、本校の卒業生が分友会(ぶんゆうかい)に参加するために集まりました。
『分友会』とは、「分析を語る友の会」として発足した本校の卒業生組織のことです。
本校を卒業した学生は、全員分友会に所属し、年に一度6月に開かれる総会と在校生との交流会に参加します。
上の写真は、その交流会を終えた後に撮影した、卒業生だけの集合写真です。
当日、最初に行ったのは総会です。
分友会を代表して、23期生のF会長の挨拶で総会が始まりました。
また、理事長先生からの挨拶があり、創立40周年を過ぎた今、次の創立50周年に向けて
いろいろと計画をしているとのお話しもされていました。
卒業生の皆さんは学校の近況に耳を傾けて聞いていました。
総会の後、卒業生は現在、就職活動に励む在校生(2年生)に個別にアドバイスを行います。
これを「OB交流会」と呼び、本校独自のイベントとして続けています。
本校は創立42年目を迎え、総勢約4100名を超える卒業生が本校で学んだ技術と知識を活かして
医薬品、製薬、食品、化粧品、材料など様々な分野の企業で活躍しています。
卒業生から社会人として必要なこと、就職活動に向けてのアドバイスなどを直接聞けるとても貴重な時間です。
今年も「OB交流会」のために、この春卒業した社会人1年目の卒業生から、約40年前に卒業して
企業で活躍されている卒業生まで幅広い年代の卒業生が集りました。
在校生は卒業生のもとを回り、出来るだけ多くのアドバイスをもらっていました。
ミニーも在学時から知っていて、現在も非常勤講師として本校で授業を受け持っているU先生(下の写真右側)は、
乳液やネイルなどを製造販売しているミニーと同期のNさんと一緒に参加してくれました。
ふたりとも同じ業界で働きたいと志望している学生と話すのを楽しみにしている様子でした。
初対面の卒業生と在校生ですが、お互いに身近に感じ話が弾んでいます。
在校生は、自分の興味のある分野の先輩の話を一生懸命にメモを取って聞いていました。
就職や大学編入学を目指す上で抱えている悩みや心配事なども相談していました。
学生達からは
「就職希望の企業の話が聞けて良かった」
「こんなに色々とお話してくださると思っていなかったので、すごく楽しかったし、ためになった」
「就職活動の方法を聞けて参考になることばかりだったので参加できてよかった」
などなど、喜びの声をたくさん聞きました。
進路に迷いがあった学生も、今日のアドバイスをチカラに変えて頑張っていけるといいですね。
このように、本校の強みである「絆」を活かし、卒業生が、在校生のためにと親身に応じるこの様子は
本校の伝統ともいえる一場面です。
この日、教員に顔を見せにきた卒業生は、授業中のあららん先生を訪ねて実験棟にも来てくれました。
初めて授業を担当した学生達が顔を見せてくれて、あららん先生もとても喜んでいましたよ!
交流会の後は、学校からすぐ近くの「大起水産まぐろスタジアム」に移動して、
A先生の乾杯の掛け声とともに3年ぶりにお酒を交えた懇親会を開催しました。
最高齢の非常勤講師、H先生からは出席できない代わりにお手紙をいただきました。
長年本校で勤務されており、H先生を知る卒業生はたくさんいます。
下の写真は、そのメッセージをぽてと先生が読み上げているところです。
こうして卒業生が集まり、分析を語り、笑顔になる機会が、来年も、その先も
続けていければ良いなと感じる1日でした。
参加いただいた卒業生のみなさん、ありがとうございました!!
今年参加できなかった卒業生のみなさん、来年はぜひご参加くださいね!!!
By ミニー