せんせのブログ

実験レポートをより良いものに!

2023.06.07

本日は、1年生の健康化学分析学科・生命化学分析学科・先端薬事分析学科は、基礎化学実験のレポート日でした!!

「レポート日」とは、自身で作成したレポートを、担当の先生に添削してもらって、さらに質の高いレポートに仕上げていくために学生自らが教員の指導に基づき、修正する一日のことです。

分析化学者として、社会に出れば報告書やレポートを書く機会が必ずあるので、その書き方を学び実践力を養う日でもあります。

実験では、化学分析に必要な基本的な技術やデータの扱い方を学びます。そして、一つの実験が終われば、必ずその報告のためにレポートを作成し提出します。
我々教員はそれを一人一人チェックし、修正事項等をいれていきます。

そもそもなぜレポートが必要かというと、「分析化学」の仕事に就くと、様々な物質の中に「どこに、何が、どれだけ、どのようにあるのか」を明らかにしてその結果を必ず誰かに報告しなければいけません。当然、口頭ではなく、文書として、上司や部署の先輩同僚、もしくはお客様に報告します。
そのために、実験をした後にレポートを書くことは、とても重要です。
学生はこのレポート日を通して、正しいレポートの書き方を学んでいきます。

こちらは担当の教員にアドバイスをもらっている様子です!
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こちらはレポートを修正している様子です!
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1年生は初めてのレポート日なので、すべてが初体験ですが、とても充実した笑顔でした。

「初めての実験レポートを書くので不安でしたが、 みんなと考えられて楽しかったです。」
「これから、レポート頑張ります!」
と、コメントしてくれました。

2年間でこのようなレポート日が何度かあるので、その中でレポートの作成方法を学び、自分の記載したレポートをもとに、他の人が同じ操作をしても同じ結果に繋がるように、実験手順の書き方や結果および考察の書き方をマスターしていきます。

最後に学生から実験からレポートを作成するまでの感想を聞きました!


これからも質の高いレポートを作成できるように、頑張ってください!!

by マウンテン