2023.06.18
本日から75回目の道頓堀川水質調査が始まりました!
前々日、前日と準備をしていた器具を持って、朝から道頓堀川にサンプリング採取へ行きます!
下の写真は、サンプリングへ出発する前に撮影した学校前での集合写真です。
バンドーンと呼ばれる器具を用いての採水。はじめバンドーンの不具合があり先行き不安でしたが、
2年生が中心に機転を利かして何とか予定通りサンプルを採取することが出来ました。
こちらがサンプリングの様子です!
採取した河川水はすぐに採取現場でpHや水温の測定を記録します。
また、専用のネットを用いた微生物の採取も行いました。
学校に戻って午後からは、採ってきたサンプルを調べます。
学生間でコミュニケーションを取りながら、どんどん実験を進めます。
分析する項目は、
1. 基礎データ(水温、pH、濁度)
2. BOD(生物化学的酸素要求量)
3. 一般細菌・大腸菌群数(平板培地法)
4. 大腸菌群数(MPN法)
5. 生物学的水質判定
等があります。
この水質調査は2年生から1年生へ技術を伝えていくことで、続けてきました。
今回も、2年生から1年生へと技術を引き継ぎながら、実験を進めていきます!
各操作でどのように実験操作を行えばいいのか、資料や演示でしっかり伝えてくれていました!!
こちらは、化学分析により水の汚れ具合を測定する実験(BOD)を行っていました。
2年生が1年生に丁寧に説明をし、実験を進めていました。
1年生の様子です!
その後に行った滴定操作です!
さすが2年生は手慣れた手つきで滴定を行ったいます!!
別の実験室では顕微鏡を使って、水中の微生物観察を行っています!
他には、細菌学的検査のため、クリーンベンチ内で培地を作製している様子です!
分析は細菌の培養や水中の溶存酸素量の変化を見るため約1週間かけて実験を行います。
今回はどのような結果が出るのでしょうか。またブログでもご報告させていただきます!
1年生は普段の実験の中で触ったことのない機器や操作を学び、また使ったことのある機器については
復習としても実験をすることができたようなので、とても楽しそうな様子でした!!
最後に今日初めて参加した1年生に感想を聞いてみました!!
環境委員会でのこれまでの道頓堀川水質調査の分析結果は
本校のホームページで紹介していますので、こちらのページをご覧ください。
By マウンテン