日本分析化学専門学校

本日は、企業との連携授業の１つ「化学実務駅伝」を実施しました！！
この授業は毎回１社、分析現場で活躍されている技術職の方にお越しいただき、
実際の現場ではどのような技術を使い、何を重要視して分析業務を行っているかを教えていただきます。
また、講演いただく企業様は毎回異なり、バトンリレー形式でつなげていくことから、
本校では「化学実務駅伝」と呼ぶ、就職関連行事の１つです。
学生たちにとっては、日々学んでいる化学や分析技術が社会や企業でどのように役立っているかを実感し、
化学を仕事にすることを具体的にイメージすることができる貴重な機会になっています。


今回は、「株式会社西村ケミテック」様より、
総務部課長Ｔ様、開発営業部プロセス技術課課長Ｉ様、本校を３年前に卒業したＭ様にお越しいただきました。
こちらの企業では、表面処理関連薬品・化学工業薬品などを販売をしており、
素材の表面に薄い金属皮膜を形成するめっき薬品、製品に付着している油脂類の汚れを除去する脱脂溶剤、
錆を防ぐ防錆剤といった薬品の販売をしています。
また、半導体装置の製造、検査業務受託サービスなども行っておられます。


開発営業部プロセス技術課課長Ｉ様より、事業の概要や表面処理技術、業務の内容を説明していただきました。
本校卒業生のＭ様には、具体的な検査方法について説明していただきました。
また、学生時代に取り組んでおいた方が良いことについても教えていただきました。
１年生向けに、「就職活動を始めるのは早い方がおすすめ」とのアドバイスもいただきました。
学生たちは、メモを取りながら真剣に聞いていました。


こちらは２年生の聴講の様子です。

１年生は、あと数カ月もすると就職活動の準備が始まります。
卒業生から技術職としての現場の声を直接聞くことができ、貴重な経験となりました。
本校で行っている実験がそのまま企業でも活かせる技術であることを実感できた様子でした。

終了後、学生たちは数名でグループディスカッションを行い、今日の講演の振り返りをしていました。


１年生に今日の感想を聞きました。こちら↓からどうぞ。


２年生の感想はこちら↓からどうぞ。


先輩の生の声を聞き、実際の現場ではどのような技術が必要なのかを知ると、
明日からの授業や実験への取り組みも変わってくると思います。
今日感じた気持ちを忘れずに、今後の学校生活をさらに有意義なものにしてくださいね。

最後に改めて本日ご講演いただいた株式会社西村ケミテックのみなさま、
貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。

Ｂｙ　トレハ