せんせのブログ

国家資格 化学分析技能士の試験対策にも~定量分析実験~

2023.12.02

本日は、1年生の環境化学分析学科と医療医薬分析学科の定量分析実験の様子をお届けします。
酸化還元滴定を行っている様子です。
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「ビュレット」というガラスの器具から、「コニカルビーカー」に試薬を滴下し分析を行っています。
ビュレットの操作にも慣れ、スムーズに滴定操作を進めていました。

こちらはキレート滴定を行っている様子です。
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こちらは、中和滴定の準備をしている様子です。
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姿勢がとても美しい!!

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練習途中なので、色んな色の溶液が出来上がっていました♪

酸化還元滴定中の様子はこちら↓の動画をどうぞ。


定量分析実験は技能士の実技試験対策にもなっています。
1年生の間に、技能士の実技試験で必要となる技術を身につけることができます。

技能士とは、働く上で身に付ける、または必要とされる技能の修得レベルを評価する国家検定制度です。
技能士の種類は様々で130種類の試験があります。
その中の1つが本日実施した「技能士(化学分析)」です。
この国家資格は技術力を証明するものなので、検定試験には実技試験があり、大阪府の実技試験会場は本校です。
1級の場合は7年以上、2級の場合は2年以上の実務経験が必要となりますが、
本校を卒業すると、在学していた2年間が実務経験と同等と見なされ、
企業などでの経験が無くとも、2級であれば、卒業後すぐに受験可能となります。
学生たちの成長と技術力の証として、化学分析の技術力を国が認めてくれる
唯一の国家資格である「化学分析技能士」の3級に2年生全員が受検し、全員合格を目指しています。
本年6月に行われた3級の実技試験の様子は
コチラからどうぞ。

最後に、実験終了後に感想を聞いてみました。こちら↓の動画をどうぞ。


分析技術を身につけることは簡単ではありませんが、
定量分析実験では何回も練習することができ、自分が納得できるまで実験することができます。
来年の技能士試験に向けて、しっかり技術を身につけていきましょうね♪

By トレハ