2023.12.11
本日より化学分析学科1年生は、私たちの生活にあるものを使った
「応用分析化学実験」が始まりました。
本日から始まった応用分析化学実験では、入学から現在に至るまでに
習得した基本的な実験操作を応用できるように力を養う実験です。
本日の実験では、しょう油やミネラルウォーターといった私たちの
身近にある食品を分析しました。写真は本日用いたサンプルの一部です。
学生たちは家で使っている醤油や、気になるミネラルウォーターを
持参して測定しました。
こちらはキレート滴定という方法によってミネラルウォーターに含まれる
カルシウムやマグネシウムを測定しています。
沈殿滴定という方法によってしょう油中の塩分を測定しています。
色の変化の判別が難しくて苦戦していましたが、「この色?」と
仲間と共に確認し合いながら測定を行っていた様子が見られました。
このように化学分析学科では、身近なものを使って分析、測定する実験が
豊富にありますので幅広い分野に対応できるようなカリキュラムを設けております。
それでは化学分析学科についてご紹介します!
本校には、平日に通学できない方を対象とした土曜と日曜開講の
「化学分析学科」があります。週末を活用することで、平日の学科と同様に
2年間で卒業することができ、毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・
化粧品総括製造販売責任者の国家資格も卒業と同時に全員が取得することができます。
この学科に在学する学生の入学目的は、技術職への就職や転職、現職での
キャリアアップやスキルアップ、勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に
必要な国家資格の取得など様々です。そして、多種多様な目的に対応するため、
1学年あたりの定員を20名としています。
滴定操作では、実験器具類の扱い方や目で色の変化を確認する技量が
求められます。この実験で12回もの滴定層操作を行いましたので、
分析技術が向上したことと思われます。
このブログをご覧になられて本校にご興味を持たれた方はぜひ
学校説明会で実験室の見学や簡単な実験をしてみませんか?
詳細につきましてはコチラをご覧ください。
直近の日程では12月24日(日)14時~開催します。
お一人で参加が不安な方はお友達やご家族の方とご一緒にお越しいただいても
構いませんのでぜひお越しください!
これからも身近なものを使って楽しみながら実験をしていきましょうね!
byあららん