せんせのブログ

【出張ガイダンス】大阪府立茨木工科高等学校 ~分析化学の魅力を伝える~

2024.01.25

本日は大阪府立茨木工科高校への出張ガイダンスに参加しました ♪
高校生に向けて、進路選択のヒントとなるようなお話しをお願いしますとの依頼でした。
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大阪府立茨木工科高校の正門です。
いつも接している本校学生よりも若い高校生ですので、ワクワクと緊張でお邪魔しました!

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意識してほしいことや企業への就職について経験を交えて説明させていただきました。

進路選択は、自分の人生の方向性を決める選択になります。大きな方向性をまずご自身で決めてください。
皆さんはゼネラリストとスペシャリストと聞いてイメージが思い浮かぶでしょうか?
企業に入社した際、配属先で専門を深めていく総合職のことをゼネラリストと言います。
反対に、企業に入社した際、配属先がある程度限定的で、既に必要な知識を持つ専門職のことをスペシャリストと言います。
皆さんはどちらの生き方がしたいですか?

高校卒業後に就職を目指すのであれば、ゼネラリストとしての就職が多いかもしれません。
スペシャリストを目指すのならば、大学と専門学校の2つが選択肢になります。
大学は自由な環境です。自分のことは全て自分で管理していかなければなりません。
専門学校は高校の延長のような環境です。ある程度レールが引かれています。
どの環境が皆さんに合っているでしょうか?

こんな雑談をしながら、ガイダンスをスタートしました。
参加者は、皆さん思案しながら、自身の思いを語ってくれました。
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ガイダンスでは、参加者と雑談しているところを撮影したかったのですが、
それに関してはご遠慮くださいとのことだったので、教室の様子を撮影しました。

もちろん分析化学の学問や社会との関わり、本校の説明もします。
薬局で処方してもらう薬は、量が多すぎると身体によくない副作用の危険性がありますよね?
逆に量が少なすぎると、ちっとも効かない結果になってしまいます。
これを防ぐのが分析化学の役割なんです。
分析化学は、目には見えないけれど、皆さんの安心を守るための大切な技術です!
本校は、分析化学の担い手を育てることを使命に考えています。

簡単な実験も交えながら、実験結果について考えてもらうことにも挑戦しました。
実験結果はコンピューターでも判断できるけれど、正しい情報を得るためには人間の思考や観察が必要であることを伝えました。
AIに置き換えにくい分野が分析化学であることもお伝えします。

楽しいガイダンスになりました。
参加者の1人からは「すごく興味をもった!」と評価していただきました!

スペシャリストとして社会に貢献したい、本校ではそんな皆様をお待ちしております。
「文系コースに在籍しているから」、「化学が苦手だから」、そんなことは関係ありません。
白衣を着て仕事がしたいのであれば、本校の見学会においでください!

学校説明会の日程については、以下のページでご確認いただけます。

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By たかポン