せんせのブログ

【土・日開講「化学分析学科」】ルミノールの合成実験に挑戦!

2024.07.01

本日の化学分析学科の2年生は先週の実験に引き続き、合成の実験に挑戦しました。
まずは先週の実験で合成したポリ酢酸ビニルからポリビニルアルコールを合成する
実験に挑戦しました。

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有機溶剤(メタノール)で溶かしたポリ酢酸ビニルの溶液に
アルカリ溶液を加えぐるぐるかき混ぜたところ...

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「おお~!!」と声が出るほど、かき混ぜた溶液からみるみる
うちに塊ができました。これがポリビニルアルコールです。

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更にこのポリビニルアルコールを溶剤に溶かしてある試薬を加えて
加熱すると餅のような合成繊維ビニロンができました!

このように「何が」「どのくらい」含まれているのかを調べる
分析技術と化学のものづくりに必要な合成技術も学べる「化学分析学科」
についてご紹介します!

本校には、平日に通学できない方を対象とした土曜と日曜開講の
「化学分析学科」があります。週末に通学することで、平日の学科と
同様に2年間で卒業することができ、毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・
化粧品総括製造販売責任者の国家資格も卒業と同時に取得することができます。

この学科に在学する学生は年齢層が幅広いため、入学目的も様々です。
例えば、技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップやスキルアップ、
勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得など多彩です。
このため、多種多様な目的に対応するため、1学年あたりの定員を20名としております。

次に刑事ドラマなどで血痕を探すために鑑識の方が使っている光る試薬
「ルミノール」を合成しました。

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合成に必要な試薬を三角フラスコに加え、加熱しながらポンプで水分を除去します。
すると、黄色い液体の中でルミノールができつつあります。
できた試薬(固形物)をろ過という操作によって回収します。
このルミノールに鉄を含んだ溶液を加えると...

光った瞬間に実験室に学生たちからの歓声が響き渡りました!
京都科学捜査研究会で客員研究員である非常勤講師のH先生はご自身の
経験からルミノールを使った仕事について説明してくれました。

このような特徴を活かした実験ができる本校に興味を持たれた方
はぜひ学校説明会に参加してみませんか?詳細についてはコチラをごご覧ください。
楽しい実験も体験できます!

これからも分析化学の知識や技術の幅を広げていきましょう!
我々教員がしっかりとサポートしていきます!

byあららん