2024.08.02
学生たちは本日から40日間の夏休みに入りましたが、
私たち教員は何をしているかというと・・・実は色々と次の準備をしています!
お昼過ぎに実験室に行ってみると、静まり返った実験室に、何やら怪しい人影が・・・
実験講師の先生が一生懸命に試薬を量っていました。
少し落ち着いたところで、何をしているのか尋ねたところ
「今月25日に行われる化学分析技能士1・2級実技試験の試薬調製をしています!」
と教えてくれました。
国家資格である「技能士」とは、働く上で身に付ける、または必要とされる技能の
修得レベルを評価する国家検定制度です。
その実施分野は溶接や造園、菓子製造など多岐に渡り、130種類もありますが、
その中の1つに「化学分析」があります。
つまり、「化学分析技能士」は化学分析の技術力を国が認めてくれる唯一の国家資格
と言えるのです。
そのため、本校では毎年6月に2年生全員が、自分たちの成長と技術力の証となる
化学分析技能士3級の取得を目指し、実技試験に挑みます。
今年も行われ、このブログでもご紹介しました。
(今年の化学分析技能士3級実技試験の様子はこちらから)
さらに、本校は技能士の実施団体である大阪府職業能力開発協会から、
化学分析技能士の大阪での会場として指定を受けているため、
実技試験で用いる試薬を調製していたのです。
こうして、必要な試薬が着々と準備されています。
そして、毎年8月下旬には1・2級の実技試験が本校で行われます。
昨年度は在校生2名が2級に挑戦しました。
(昨年の化学分析技能士1・2級実技試験の様子はこちらから)
今年度は1級に卒業生が、2級に在校生がそれぞれ受検予定です。
卒業生も、在校生も、ぜひ合格してほしいですね。
受検される皆さん、頑張ってください!
by みなと