2024.08.31
本校では、化学やバイオの仕事の現場で必要とされる「有機溶剤作業主任者」、「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」、「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者」の3つの資格の取得を推奨しています。例年8月下旬に資格取得を目指します。
これまでに「有機溶剤作業主任者」、「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」の技能講習が本校を会場として実施されました。今回取り上げるのは「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者」の技能講習です。2日間の学科講習に加え、3日目に「救急蘇生」と「酸素及び硫化水素の濃度測定」の実技講習があります。実技講習があるため、この講習は外部の講習会場をお借りして行っています。
実技講習が始まる前に、健康化学分析学科1年のNくんと生命化学分析学科1年のTさんにインタビューしました。
「作業主任者」とは、労働災害を防ぐ目的で該当作業を行う現場の安全と設備の管理監督を行うために、労働安全衛生法により配置が義務付けられているものです。学生のうちは、将来自分が責任者として働くことはまだまだイメージできないかもしれません。このような資格取得を通して、化学の基礎知識や働くイメージを培ってもらいたいと考えております。
byナマステ