せんせのブログ
国家資格を取得しよう！～危険物取扱者試験～
2024.09.06
本日は校内で国家資格の一つである「危険物取扱者（乙種第４類）」の試験を実施しました。
この「危険物取扱者」の資格は消防法で定められている燃焼性の高い危険物(薬品)を
取り扱うのに必要な知識が問われます。これは、化学やバイオ分野で様々な試薬を
使って行う分析を安全に進めるために必要な知識なので分析技術者として働く上では
当然知っておくべきことであり、求められる資格の１つと言っても過言ではありません。
このため本校ではその重要性から、学生が取得すべき資格として推奨し、
今回学生たちが受験する乙種の取得率を目標80％として設定し、学生に指導をしています。
一般に、危険物取扱者の試験機会は、都道府県毎に日程が異なるものの、
大阪では年間５回の受験機会があります。
そのような中で本校では毎年、危険物取扱者の資格試験を実施している
「一般財団法人消防試験研究センター」のご協力を得て、一般試験とは別に
本校の学生のみを対象とした特定試験を実施いただいています。
このため、学生は慣れ親しんでいるいつもの教室で受験ができるため、
落ち着いて受けることができたのではないかと思いますが、
国家資格の試験なのでやや緊張した様子が見られました。
本校では、１年生の科目に「安全衛生」という授業があります。
この科目には、今回の危険物取扱者の試験対策になる内容が含まれています。
また、「安全衛生」の授業だけでなく、「資格取得対策講座」という特別な講座も
授業とは別に開講し、資格試験対策をしています。
学生たちは、このような対策を受けて、この夏期休暇中も自ら勉強をして今日の試験を迎えました。
最後に、試験を終えた学生たちに話を聞いてみると、
「法令が難しかった～」、「自信があります！」など、それぞれの思いを話してくれました。
今回、受験をした学生のみなさんの中には初めて国家試験に挑戦した方もおられた
と思いますが、これからも果敢に資格試験に挑戦してくださいね！
今後も資格試験に励んでもらいたいと思います。そのためにも我々教員がしっかりとサポートしていきます！
byあららん
