2024.10.21
前回に引き続き、機器分析化学実験の様子をお届けします。
今回は吸光光度計を用いた実験の様子です。
本校の前を流れている「大川」の水質を調べる実験です。
川の濁り具合を分析し、汚染の程度を評価します。
水の濁り具合は、定量分析実験と異なり色の変化を自分の感覚で判断するのではなく、
分析機器の能力を使って詳細に測定し、数値にします。
上の写真は、セルという器具に調製した試薬を入れているところです。
慎重に器具を扱っています...!
実際に大川に行って、試料となるの河川水を採水している様子です。
吸光光度計を使用して、画面に表示される数値を記録していきます。
この数値が大きいほど、川の水は濁っていることを意味します。
こうして川の汚染の程度を知ることができます。
吸光光度計以外にも、さまざまな分析機器に本校では触れることができます。
その他の機器につきましては、またの機会にでも。
by フラン