2024.12.10
授業・実験の時間に講義棟3階にあるコミュニケーションルームにいきました。
そこには、卒業研究を行っている2年生の2人が!
パソコンと手元の資料とをにらめっこしながら卒業論文の「要旨」を書いているところでした。
「要旨」とは、卒業研究の目的から結果・考察まで、一連の内容を用紙一枚にまとめたものです。
この資料をみれば、その研究の概要が分かるものとなり、発表会当日など来場者に配布されます。
学生から学校への提出期限が、年明けに設定されていることもあり、
2年生たちは、実験をやりながら要旨の作成も同時並行で進めています。
手元の資料を見ると、まずこちら。
「卒業論文 要旨」の書き方について記載された資料です。
使用する文字や空白のスペースなど、細かく設定されています。
そしてもう一つは、緑色の表紙がついている、昨年度の卒業研究の要旨集です。
実際に配布された要旨を参考にしているようです。
指定された字体や形式を確認しながら作成を進めていますが、
やはり気にしているのは、「得られた研究結果をどのようにまとめ、伝えたらよいのか」
という点です。
写真を撮っていると、2人が卒業研究の現状について話してくれました。
そして、今の課題・悩みを聞き、その相談にこたえました。
その中で教員として感じたことは、学生からの相談に使われる用語の種類の多さです。
入学時には知らなかっただろうなと思う専門用語がたくさん使われていました。
私も油断していると、理解が追い付かなくなりそうなくらいでした。
入学して2年足らずですが、みんな分析のことが身についてきているんだなと実感できました。
年内は、あと2週間で授業・実験が終わります。
年明けも卒業研究にあてる時間は限られますが、班員や先生と議論しながら、
納得のいく卒業研究にしてくださいね!
By ぽてと