2025.02.15
由布院温泉のお湯に浸かって、旅の疲れもしっかり流した学生たちは
朝から元気に国内研修旅行3日目、最終日の行程をスタートしました。
本日は日本製鉄九州製鉄所での見学と門司港レトロでの昼食と自由散策です。
門司港はバナナのたたき売り発祥の地なので、こんな面白い郵便ポストが!
早速、学生たちは記念の1枚を撮っていました。
午前中にまずは日本製鉄の九州製鉄所八幡地区に伺いました。
ここは日本初の官営の製鉄所が誕生した歴史ある地域です。
最初に見学したのは熱延工場です。
真っ赤な鉄の塊(かまぼこ板のような形)がどんどんと延ばされて
とても長い板状になって流れていく様子は大迫力でした。
熱延工場の前で、コイル状に巻かれた長い鉄の板を背景に記念写真を撮りました。
その後、高炉工場も見学させてもらいました。
原材料となる鉄鉱石やコークスに初めて触れる学生も多く、
興味津々といった感じで感触を確かめていました。
そして、国内研修旅行最後の訪問地である門司港レトロに向かいました。
門司港レトロの象徴的な建物の1つであり、
駅舎として日本で初めて国の重要文化財に指定された門司港駅で記念撮影をしました。
お待ちかねの昼食は、こちらも門司港レトロの象徴的な建物である旧三井倶楽部で
焼きカレーをいただきました。
食事の終わった学生は三々五々、仲の良い友達と門司港レトロを散策しました。
こうして3日間の国内研修旅行を終えました。
物づくりの現場を見学し、技術者の心得や歴史に触れることで新たな学びを得たり、
3日間を仲間と過ごすことで絆を深めたり、
学生たちはそれぞれなりに得るものがあり、有意義な時間を過ごしたように思います。
この経験を礎として、分析化学専門士へと成長していってほしいですし、
4月からは就職や大学編入学といった進路決定や卒業研究など、
人生の節目となる年を迎えますので、仲間とともに乗り越えていってほしいと思います。
そのために、私たち教員も全力でサポートしていきます。
そのような学生たちの成長と喜びの様子を、本ブログで引き続きお伝えしていきますので、
これからも是非ご覧ください。
by みなと