せんせのブログ
第44回入学式を行いました!
2025.04.10
本日、44回目の入学式を行いました。
会場は国指定の重要文化財である大阪市中央公会堂です。
この公会堂はアインシュタインやヘレンケラーが講演を行った歴史的建造物で、
式典は天窓のステンドグラスが美しい最上階のホールで行いました。
来場した新入生は座席に着いて、開式を待ちます。
入学式を迎えた喜びが自然と笑顔となって表れています。
来賓の方々が着席され、厳かに式典が始まり、
まずは理事長先生から祝辞がありました。
「化学の原理・原則だけではなく、歴史、人物、エピソードなど
興味の幅を広げて、楽しみながら化学を学んでほしい。
その中で、『見て確認、聞いて確認、話して確認、動いて確認』することで
着実な成長へとつなげ、2年後、この会場で全員揃って卒業式を迎えましょう。」
とのお話がありました。
続いて、校長からもお祝いの言葉がありました。
「何事も基本が大切。本校のカリキュラムは基本を確実に身につける内容で、
そのことが求人をくださる企業様からも高く評価されている。
基本とは言っても、初めて学ぶことが多く、それぞれにとってハードルがあると思うが、
分析化学専門士となるために、一緒に頑張っていきましょう。」
との激励がありました。
さらに、来賓の方々からもご祝辞をいただきました。
本校に求人をくださる企業の代表の方からは
「医薬品、化粧品、食品をはじめとする各分野において、
日本が誇る高品質な物作りを支えているのは化学と分析である。
それだけに化学と分析を学ぶ皆さんに大いに期待をしている。
2年間、有意義な学生生活を過ごしてほしい。」
とお言葉をいただきました。
また、本校の同窓会組織である分友会の会長からは
「自分から声を掛けるコミュニケーションを大切にすること。
できないからやる!という気持ちで取り組むことが大切である。」
と新入生にエールを送っていただきました。
その後、新入生を代表して健康化学分析学科1年のUくんが宣誓を行いました。
「香水への興味から本校を知り、香りの分析を仕事にしたいと思い、入学した。
それぞれ目標は違うが、支え合い、切磋琢磨して、有意義な学校生活にしたい。
先生方や先輩に頼ることも多いと思うので、温かく、時には厳しく指導してほしい。」
と、これからの頑張りを力強く誓ってくれました。
新入生宣誓に続いて、
在校生を代表して生命化学分析学科(現 農水産バイオ分析学科)2年のMさんから
歓迎の言葉が述べられました。
「昨年度、1年生として様々な行事などを通じて、同級生や先輩との絆を深め、
充実した時間を過ごした。
だから、新入生の皆さんにも様々なことに挑戦してほしいし、不安な時、悩んだ時は
私たち先輩を頼ってほしい。そして、一緒に学校を盛り上げていきましょう。」
と、先輩から新入生に向けて温かなメッセージが伝えられ、式典は終了しました。
新入生の皆さん、2年間は長いようで、あっという間に過ぎていきます。
その2年間を有意義に過ごすためにも、なりたい自分へと成長していくために、
積極的に色々なことに挑戦していきましょう。
挑戦する中では様々なハードルがあり、ハードルを1つ1つ乗り越える必要があります。
でも、一人で頑張れとは言いません。一緒に頑張りましょう!!
困った時、不安な時、迷った時はいつでも、私たち教職員を頼ってくださいね。
また、厳粛な雰囲気ながら、人の温かみを感じる素敵な入学式をできたのも、
その陰には、式典を裏で支えてくれた2年生の存在が大いにあります。
多くの2年生が、自分たちの集合時間よりも1時間も早く会場に来てくれて、
椅子を並べるなどの会場設営や受付を手伝ってくれました。
積極的に協力してくれる学生たちが多いことは本当にありがたいことで、
感謝の気持ちでいっぱいです。
協力学生の皆さん、本当にありがとう!
そして、2年生の皆さん、新入生のことをよろしくね!!
by みなと